第4講:問題・悩み・怒りは、「解決」より「解消」。②

前回の内容をまとめると、

・問題の原因を、「行動」と見るか、「自分の解釈」と見るか。
・目の前の出来事・状況と、解釈(それに対して何を思うか?)は別!
・問題が起きたらまずは第一声を変える

という話でした。

下にもリンクしてるので、気になる人は復習を!

 

で、続きです。

 

問題・悩み・怒りに対して


人(自分・他人)の「言動」を原因と見る人は、

「言動」を変えることで「解決」しようとする。

「自分の解釈」を原因と見る人は、

「自分の解釈」を変えることで「解消」しようとうする。

これもテストに出るよ~!緑ペンと赤シートを使って暗記しておこう!


「言動」を変えて「解決」しようとする場合、解決方法は、ネットにもたくさんあるような

・売れる営業マンがしている4つのこと
・感情をコントロールする5つのポイント
・会話を盛り上げる7つのポイント

のような、「こうしたら、こうなる」といった「ノウハウ」を集めて実行!

これは、自分がやりたいことではないけれど、
結果を出すために、人の認めてもらうために
努力する、我慢する、根性・気合で乗り切る。

こうやってどんどんストレスが貯金されていく(ノ_・。)


一方、
「自分の解釈」を変えて解消する場合。

その前に、解釈の定義を復習すると、
解釈=出来事・状況に対して、自分が何を感じるか?何を思い浮かべるか?

つまり、問題だ!どうしよう!と思っている、ということは、
その状況に対して、不安や恐怖を感じているんですね。

こんな状況になったので、
・嫌われるんじゃないか
・顧客が離れるかも
・売上が下がるかも
・上司に怒られるかも
・言い争いになるかも
・給与が下がるかも
・周りから白い目で見られるかも
・同じミスなので、学習能力ない、って言われるかも

という感じで、その後に起こるマイナスを予想するから、問題だ!どうにかして、マイナスを回避しないと!となるんですね。
このマイナスを予想する、ってところがポイントで、
【不安とは、恐怖・痛みを予想することで生まれる】

これも大事だから、覚えとこう( ´ ▽ ` )ノ

 

自分の中に「不安」があるから、その状況を問題視する、悩む、怒りが湧く。

この「問題を解消」するには、自分の持ってる「不安」の中身をよ~~く知ることが必要不可欠なんです。


でも!!
この不安の中身を見ることは、とっっても勇気のいること。
自分の不安なことなんて、自分のダメさ、弱さ、を見ることでもあるから、できるだけ見たくないこと。
例えるなら、
虫嫌いの人に、虫を素手でつまませる [壁|_-)チラッ
鳥嫌いの人に、鳥を素手で抱っこさせる(`ε´)ぶーぶー
それくらい、避けたいこと。イヤなこと。

 

だから、とっても勇気の必要なんですが、

いつまでも「努力」「我慢」「根性」で解決しても、問題はなくなりません。
「勇気」を出して問題を解消すると、人生変わります!

 

「行動」を変えても、「解釈・感じ方」が変わってないと、

同じような状況で、また恐怖や不安が襲ってきて、

「問題だ!どうにかしないと!」→「言動が原因」→「言動を変える」→また問題が・・・以下繰り返し

 

 

例えるなら、

f:id:yyearpick:20160718002149p:plain

 こんな感じ。


「行動」を変えて「努力」して「問題解決」するのは、

火から舞い上がった煙を振り払うこと。

「解釈」を変えて「勇気」出して、「問題解消」するのは、

根っこの火を消すこと。

 

いくら頑張って煙を振り払って、煙を消しても、根っこの【火】がそのままなので、またも同じような問題が起こる。

煙ではなく、勇気を持って【火】を消しにいきましょう。

 

今日のPOINT!!

・努力より「勇気」!

 

前回の復習はコチラから。

yearpick.hatenablog.com

 

~・~・~・~~・~・~・~・~

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